新宮殿（Neue Residenz）は、大聖堂と旧居所（Alte Hofhaltung）とともに大聖堂広場の景観を形作る中核。二期にわたって建設され、背面にルネサンスの翼棟、広場側にバロックの翼棟が並びます。内部には儀礼の広間（ステートルーム）、州立ギャラリー、そしてローズガーデンがあり、建築・美術・街の眺望を短い動線で楽しめます。 [1][2][3][4][5][6]
見どころ
- 儀礼の広間 & 皇帝の間（Kaisersaal）：壮麗な部屋が連続し、皇帝の間では大きな君主肖像とバロック天井画が見られます。 [1][2][5]
- 州立ギャラリー & 州立図書館：館内にはバイエルン州立絵画コレクションの展示を行う州立ギャラリーとバンベルク州立図書館が入居。 [2][5]
- ローズガーデン：宮殿背面の庭園からは街の眺望が広がり、装飾豊かな室内の後に静かな余韻を与えてくれます。 [2][3]
- 立地：大聖堂・旧居所のすぐ隣。ドームベルクの見学ルートに最適です。 [1][3]
概要史
工事は二段階で進みました。17世紀初頭のルネサンス期には背面に回廊のある中庭群が整い、その後17世紀末〜18世紀初頭のバロック期に建築家レオンハルト・ディエンツェンホーファーがロタール・フランツ・フォン・シェーンボルンの下で広場側の四翼を完成。以後、世俗化まで旧居所に代わる主要邸宅となりました。 [1][2][4]
建築と部屋
広場側の砂岩ファサードは厳格なリズムで構成され、内部は広間と居室が次々と展開。スタッコ、木床、タペストリー、絵画など、数世紀にわたる調度が見られます。皇帝の間（メルヒオール・シュタイドルの天井画）は、ドームベルクにおけるバロック象徴表現の要点を伝えます。 [1][2][5]
訪問のヒント
- 住所：Domplatz 8, 96049 Bamberg（入口は広場側）。 [1][3]
- 開館時間・料金：変更される場合があります。必ず公式情報をご確認ください：
– バイエルン州宮殿局 – Neue Residenz [1]
周辺スポット
※このページについて：以下のリンク情報のみに基づく編集概要です。最終確認日：2025-11-04。
参考リンク
- https://www.schloesser.bayern.de/deutsch/schloss/objekte/bam_res.htm
- https://de.wikipedia.org/wiki/Neue_Residenz_(Bamberg)
- https://www.bamberg.info/poi/neue_residenz_bamberg-4663/
- https://www.domberg-bamberg.de/news/artikel/neue-residenz-bamberg/
- https://museen-in-bayern.de/museen/detailseite-museum/staatsgalerie-in-der-neuen-residenz-bamberg
- https://museen.de/neue-residenz-bamberg.html